スタートアップへの転職者が語った大企業に居続けることへの危機感

一方で、39% もの人は
「大企業でのキャリアに特に大きな不満はなかった」という

大企業は大企業の良いところがある。研修などの成長機会は得られるし、スケールの大きな仕事ができる。安定した処遇も魅力である。大企業が向いている人もいれば、スタートアップが向いている人もいるだろう。向いているかどうかは、外を見てみないとわからない。

「留学や特別なPJTへのアサインなどを経験できた。大企業でビジネス基礎力や実績を培い、自身の経験やノウハウを豊富に獲得することができた。

(40代、大手通信→ドローンスタートアップ)

「仕事内容や待遇に特に不満はなく、やりがいを持って仕事をしていた。他方で、内部の人間関係を熟知して上手く立ち回り、小手先で90点を取り続けているとも思った。

(30代、国家公務員→ネットサービススタートアップ)

振り返ってみれば、99% の人は「スタートアップに転職したタイミングが早すぎたことはない」と回答している

まだまだ今の大企業の環境でもチャレンジがあるし、見えているキャリアパスもあるだろう。スタートアップでのキャリアを考えたとしても、転職のタイミングは悩ましい。

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スタートアップに転職したタイミングについて

しかし、実際に大企業からスタートアップに転職した101人に聞いてみると、「転職したタイミングが時期尚早だった」という人はほぼおらず、「もっとはやく転職すればよかった」と思う人は多いのである。

「自分の業界は世界的に見てもスタートアップバブルだといえる。逆に、あと5年もすると淘汰がおこり、今のようなチャンスはないと感じた。やるなら今しかないと思った。

(30代、研究開発→宇宙開発スタートアップ)

「新卒から大企業で働き続けたことで、”同じ会社で働き続けた方が出世が見込めるのではないか”、”大企業で作った人脈や実績を失いたくない”といった心理的なしがらみが大きくなってしまい、スタートアップへの転職を決断するタイミングが遅れてしまった。

(30代、大手製造業→ITサービススタートアップ)